チェルノブイリ29周年 講演会&チャリティコンサート 4/24(金)文京シビック

2015年 4/24(金)19:00開演(18:30開場)
文京シビックホール 小ホール

  • 最寄駅:東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」・都営地下鉄三田線「春日駅」
  • 入場料:2000円 (全席自由)

事前予約制 定員(340名)になり次第お申し込みを締め切ります。


講演 鎌仲ひとみ

「保養―子どもたちを被ばくから守るとりくみ」
映像作家。核や被ばく、原発の問題を入口に、
人の命や暮らしについて見つめるドキュメンタリー映画を世に送り出し続けている。
新作「小さき声のカノン」は、2015年3月より全国順次公開。

印田千裕 & 印田陽介 姉弟デュオ コンサート

ヴァイオリンとチェロの響き

  • エルガー:愛の挨拶
  • ダンクラ:“魔弾の射手”の主題による二重奏曲
  • ヘンデル=ハルヴォルセン:パッサカリア ほか
チラシ表

チラシ表

チラシ裏

チラシ裏

主催:チェルノブイリ子ども基金/チェルノブイリ子ども基金・文京/未来の福島こども基金
予約受付・問合せ先:チェルノブイリ子ども基金
Tel/fax 03-6767-8808
E-mail cherno1986@jcom.zaq.ne.jp
※この催しの収益は、チェルノブイリと福島の子どもの保養費用などに使われます。
<賛同金募集中>
一口1,000円 郵便振替口座 00160-4-98316 チェルノブイリ子ども基金

 


 

“いまの放射能汚染時代に 子どもたちを病気にしないで 生き抜かせるためにできることは まだまだ沢山あります“

(鎌仲ひとみ)
チェルノブイリ原発事故から29年経ついまも、被災国の人々の健康被害は続いています。事故を直接体験していない次世代の子どもたちにも、次世代の子どもたちにも、白血病・血液病、脳腫瘍、骨の腫瘍、目の腫瘍、腎臓・肝臓がんなど、さまざまな病気が現れています。なかには命を落とす子どももあり、今後も国際社会の支援が必要です。
チェルノブイリ事故の被災国ベラルーシには、放射能汚染地区に住む子ども専用のサナトリウムがあります。国家予算で、子どもたちは年に1度、学校のクラス単位で、24日間の「保養」をしています。チェルノブイリ子ども基金は、そのようなサナトリウムのひとつ「希望」を設立当初より支援しています。「希望」の小児科医は、「24日間の保養で体内放射能値を25~30%減らすことができます。汚染地区に住む子どもは全体として体が弱いため、免疫力を高めることのできる保養は大切です」と言います。
福島原発事故後の日本でも、「沖縄・球美の里*」など、子どもたちの健康を危惧するさまざまなNGOが、子どもの保養プロジェクトに取り組んでいます。しかし主催側には資金を寄付金に頼っているため運営の難しさ、参加側には学校を休まなければ行けないという問題があります。子どもたちの健康を守るためには、日本でも、ベラルーシのように国の政策として保養を行うことが望まれます。

出演者プロフィール

鎌仲ひとみ

映像作家。環境・核・エネルギーなどマスメディアが扱わないテーマを追求。ドキュメンタリー映画を市民に自主上映してもらう方法で作品を届けている。主な作品は、「六ヶ所村ラプソディー(2006)」「ミツバチの羽音と地球の回転(2010)」「内部被ばくを生き抜く(2012)」。 新作「小さき声のカノン」は、2015年3月より全国順次公開。多摩美術大学非常勤講師。京都造形芸術大学客員教授。

印田千裕(ヴァイオリン)

東京藝術大学附属音楽高校を経て同大学卒業。2004年より英国王立音楽院に留学し、演奏家ディプロマコースを終了。ノヴォシビルスク・ヤングヴァイオリニスト国際コンクール・ジュニア部門第3位、万里の長城杯国際音楽コンクール・グランプリ、マルシュナー国際コンクール第3位、江藤俊哉ヴァイオリンコンクール第1位。

印田陽介(チェロ)

東京藝術大学附属音楽高校を経て、同大学音楽学部卒業後プラハ音楽院に留学。日本クラシック音楽コンクール入賞、万里の長城杯国際音楽コンクール第3位入賞、プラハ・ユース室内アンサンブル・メンバーとしてヤングプラハ国際音楽コンクール第1位入賞。

チェルノブイリ子ども基金
フォトジャーナリストの広河隆一がチェルノブイリを取材中、現地の母親たちの呼びかけを受け、募金活動を始めたのをきっかけに、1991年4月設立。これまでに医療機器、医薬品、ミルク、教材、放射線検知器のほか、救援物資数十トンを被災地に贈っています。また、放射能汚染地区に住む子ども専用サナトリウム「希望」(ベラルーシ)に、1994年開設当初より運営費・保養費の一部を支援、1996年7月からは毎年、チェルノブイリ事故被災児をベラルーシとウクライナのサナトリウムでの保養に招待しています。

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