» 保養プロジェクト 支援


未来の福島こども基金は放射能に汚染された地域に住む子どもたちの保養を支援しています。
< 保養の目的 >

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保養は、放射能に汚染された土地に暮らす子どもが、身体の抵抗力をつけられるようにすることが目的です。その有効性は長年のチェルノブイリ被災者支援の経験から学んだものです。

体内の放射性物質を減らす
チェルノブイリ原発の周辺国では、事故で汚染された地区に住む子どもたちは、1年に1度汚染されていない土地のサナトリウムで保養することが国によって定められています。これまでのデータからは24日間の保養で内部被ばくのセシウムを25~30%減らせることが判っています。

免疫力を高める
加えて、放射能を気にすることなく、泥んこになったり海で泳いだりと、屋外でのびのびと身体を動かすことで、ストレスから解放され、免疫力が高まり、病気になりにくい身体を作ることができます。

< 沖縄・球美の里 >

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未来の福島こども基金は保養プロジェクト支援として、福島の子どもたちのための保養所である沖縄・球美(くみ)の里を支援しています。

沖縄・球美の里
球美の里は、沖縄県久米島町に設立された、被災した子どもを年間を通じて受け入れる保養センターです。
緑に囲まれた山の中腹にあって、久米島の美しい海を見渡すことができます。

設立の経緯
フォトジャーナリストの広河隆一さんが呼びかけ人となり、久米島の人々の支持と多くの賛同者の協力によって2012年7月に開かれました。

保養参加者
受け入れの対象となるのは汚染の度合いの強い福島県内の全域と県外の周辺地域に住む子どもたちです。
毎月1回約2週間の日程で、50名前後の子どもたちが過ごしています。
2013年12月までに627人の子どもたち(母子合計で841人)を受け入れました。

寄付金によって運営
子どもたちの参加費はすべて無料です。旅費や滞在にかかる費用(子ども一人あたり5~7万円)は、ほぼ全額を人々の寄付によりまかなわれています。

未来の福島こども基金はその保養費と施設の運営費を支援しています。

※保養への参加受付は「いわき放射能市民測定室 たらちね」内の「球美の里 いわき事務局」にて承っています。詳しくは沖縄・球美の里のホームページをご覧ください。http://kuminosato.net/

※沖縄・球美の里では現地でのボランティアを募集しています。応募方法は沖縄・球美の里のホームページをお読みになり、応募用紙と履歴書をお送りください。

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