ニュースレターNo.10を発行しました!
ニュースレターNo.10のPDFはこちらからダウンロードできますので、みなさま、ぜひご覧になってみてください!
報告会のお知らせ「2015年夏子どもたちの保養/チェルノブイリと福島」
- 日時:11月21日(土)13:30~16:00(13:00受付開始)
- 会場:パルシステム東京本部 7F大会議室
(最寄駅)都営大江戸線・東京メトロ副都心線「東新宿駅」B2出口から徒歩10分 - 定員:50名(要・予約)
- 参加費:500円
報告内容
- チェルノブイリの子どもたちの保養/ベラルーシ・子どもサナトリウム「希望」
佐々木真理(チェルノブイリ子ども基金・事務局長) - 福島の子どもたちの保養「沖縄・球美の里」 向井雪子(未来の福島こども基金・世話人)
- ベラルーシの学校の放射線教育 小寺隆幸(チェルノブイリ子ども基金・理事)
- 共催:チェルノブイリ子ども基金、未来の福島こども基金、パルシステム東京
- 申込・問合せ先:チェルノブイリ子ども基金
Tel/Fax: 03-6767-8808 E-mail: cherno1986@jcom.zaq.ne.jp - 緊急連絡先:090-6106-4034 (注:当日のみ開通 12:00~報告会終了時まで)
甲状腺検診プロジェクト
たらちねの甲状腺検診は2013年3月から開始しました。未来の 福島子ども基金の皆さまからの多額のご寄付を機器の購入資金や、ここまでの運営資金に充当させていただいております。
福島県 内の甲状腺検診をめぐる状況は、受診率の低下と、甲状腺がんの発生増加など、いろいろな問題が発生しています。
福島県民健康調査の検診は、1巡目の検診のように、学校や幼稚園・保育園に検診 医療者が訪問する形ではなく、地域の委託医療機関に県民が赴いて検診を受ける形に移行されつつあり、自分で予約して検診に行くということが地方では困難なこともあり、不便との声を多く聞きます。
たらちねの検診は、なるべくたくさんの地域に赴き、近所の公民館で受けられる形をとっているため、「近くに来てくれた」と喜ばれています。
また、 事故当時19歳以上の人々の検診も行っているため、それもありがたいという声があります。(事故 当時19歳以上の場合は検診協力金をいただいて検診を行っています。子どもの件診料は無料です)
現在の ところ、たらちねの検診で事故当時18歳以下だった人々に甲状腺がんがみつかったという例はございません。
たらちねの検診には、医療者から顧問となってくださっている医師がおります(黒部先生もそのお一人です)。
その中で、実際に検診にも参加しておられる、島根大学の野宗義博先生と北海道がんセンターの西尾正道先生の「この5年目から本当に検診が必要になってくる時期だ」という見解は一致しています。
※「沖縄・球美の里」内においても、保養者は希望すれば甲状腺検診を受けることができます。また、検診の状況は、別紙資料を参照してください。
いわき放射能市民測定室たらちね 事務局長 鈴木薫
たらちね検診実施状況
2014年10月~2015年9月の間に、計2019名が受診することができました。「子」は事故当時18歳以下、「大」は事故当時19歳以上だった人を指します。
平和であることが、病気を少なくします
健康は、平和であるから、得られるのです。日本が長寿国であるのも、病気が少ないのも、平和であるからです。 今、育児や、予防接種が問題になるのも、平和であるからです。 予防接種に批判的でいられるのも、平和であるからです。 みなさん、平和な社会にしましょう。選挙に参加して、戦争法案を出す政党を落選させましょう。 安保法案は、戦争への道をつける法律です。成立しても、次の選挙でひっくり返しましょう。 世界を見て下さい。戦争、内戦が世界中で広がっています。アフガニスタンでは、中村哲医師が、戦争でなく、護岸、治水で、砂漠化した土地を農地に変え、兵士から農民へ戻っていく人たちをふやして、アフガンの一部を平和にしています。 今の憲法は、裏で日本人が作ったのです。アメリカ政府は、天皇制を残し、七三一部隊を免責し、戦犯を政治に復帰させ、親米政府を作るために、いろいろと憲法を決めたのです。しかし、反戦平和は、日本人が発想したのです。 多くの日系アメリカ人や、日本にいたことのあるアメリカ人たちがGHQを構成し、日本の文化を研究した文化人類学者たちが、作成に関与しています。その中に、純粋の日本人もいたのですそしてそのお蔭で、親日国が多くなったのです。しかし、今はちがいます。アメリカに追随して、戦争に参加すると、日本人も標的にされます。一致して投票しましょう。
※黒部信一のブログ2015-07-16 より一部掲載
http://blog.goo.ne.jp/kuroshin1941
黒部信一(小児科医)〔すずしろ診療所所長・未来の福島こども基金代表〕
☆黒部ドクターの著書『ここがまちがい小児医療』の書き直しの原稿が入稿されたそうです。新しい予防接種に対応しています。ご期待ください。
沖縄・球美の里
10月17日「沖縄・球の美里」では、ちょうど50回目の保養の最中に「久米島のみなさまに感謝する会」が開かれました。大勢の島のみなさまが参加され、盛大な会になりました。
その席上、久米島町で進行中のもう一つの保養プロジェクト「風の帰る森」(*宮崎駿さんが資金を提供)について、広河隆一さんからは「20年以上のチェルノブイリ支援の経験や福島の子どもの4年半の支援の経験がある。可能な限りの協力をしていきたい」との話しがありました。ご支援のみなさまも見守っていただきたいと思います。
保養によって、子どもたちに抵抗力や免疫力をつけるのが私たちの目的です。子どもたちはストレスのない環境でのびのびと暮らし、地元の栄養たっぷりの食事をとった結果、顔色がすっかりよくなり、活発になって帰って行きます。安全な状況になるまで子どもを本当は疎開させたい、でも今はそれができないので保養を繰り返す方法が最善だと思っています。
※このたび、広河さんから代表という大役を引継ぎました。チェルノブイリ子ども基金、未来の福島こども基金の活動は今後も続けます。どうぞ、応援をよろしくお願いします。(向井雪子)
募金・支援状況 2015年6月~10月
- 募金 309件 ¥6,435,885
- 会費 維持35名・一般92名・学生2名 ¥630,000
- 合計 ¥ 7,065,885
支援
- 沖縄・球美の里 保養&運営費支援 ¥5,795,200
- いわき放射能市民測定室たらちね ¥100,000
- ほか市民測定所校正費用など ¥56,000
- 保養ネット・よこはま ¥50,000
寄付者一覧
*スペースの都合上、団体名のみを記載。
多くの個人の方からもご寄付をいただいております。心から感謝申し上げます。
ACT21/LAST FIGHT/Lathrills/アカデミック ロード/網走友の会/いなべ親鸞塾/表町町会事務局/沖縄酒家てぃーだのお客様/原発とめよう秩父人/環境調査センター/原発とめよう飯能/埼玉東部法律事務所/桜井書店/桜台横笛会/「さよなら原発」ステッカーの会/渋谷民商婦人部渋谷民商/布ぞうり「結」/人災の町福島を支える会/スキスキビートルズatミナエンタウン神戸/ストップ・ザ・もんじゅ事務局/セサミスポーツクラブ大船/チェル・ひの/チェルノブイリ子ども基金/戸田市立美笹中学校17期会/なくそう原発清瀬の会/陽だまりチーム/はっぴーあいらんど祝島/百町森エコプロジェクト/ビートルズ資料館/福岡の貝/遍照院/法然院/フクシマを思う実行委員会/ほっとふる柳瀬/まだまにあうのなら基金/町家ピアノ教室生徒一同/民宿夢民村/リサイクルグループカリーナ/れんの会/和の会
事務局から
今回、当基金の振込付きチラシを同封しましたが、前のチラシ、さらにそれより前のチラシなど、少しずつ残っているチラシの一掃をさせていただきました。しかし、約1400通を発送しているすべてまでは足りませんでした(-_-;)
古いチラシの人、入ってない人など、さまざまですが、どうぞご容赦くださいますようお願いします。
また、チラシはほかに、チェルノブイリ30周年救援カレンダーチラシ、ドキュメンタリー映画『広河隆一 人間の戦場』のチラシ。以上の3点(場合によっては2点?)を同封させていただきました。よろしくお願いします。
みなさんからの声
- はじめまして、なくそう原発清瀬の会と申します。このたび黒部先生にご講演をお願いいたしました。この講演会は11月に、被災地福島のバス見学会をいたしますので、事前学習のために企画しました。講演会終了後参加者の方々に、福島の子どもたちの保養のためのカンパをお願いしたところ快く皆様がカンパしてくださいました。
- ロサンゼルスでGift shop momoという小売店をやっているのですが、売上の一部を未来の福島こども基金に募金するチャリティー企画をスタートしました。
http://www.momobyalm.com/ - ニュースレターNo.9の黒部先生のガンの話、興味深く読みました。子どもの保養のとりくみがいかに大切か改めて納得ができました。黒部先生のさらなるご活躍お祈りしています。
- ステッカーの利益から久々にカンパいたします。些少ですがお役立てください(「さよなら原発」ステッカーの会)。
- ショッピングセンターの接骨院に貼ったポスターです(※ライブでTシャツを販売してカンパを送ってくださる「LAST FIGHT」のEさんからのメールです。いつもご協力ありがとうございます!)。
(※ポスターを掲示します、と、スキスキビートルズatミナエンタウン神戸さんからも電話がありました。サイトの報告に透明性があるので、信頼できますとも言っていただきました。ポスター20枚、お送りいたしました) - クリスマスシーズンに合う小品の作品を中心に 作家による版画やコラージュのオリジナルカードなどを販売し、福島の子ども達への贈物として、カード代の一部を当基金に寄付してくださる企画です。今年で3回目の取り組みです。22名の作家が参加されています。
12/1(火) 12:00~12/13(日) 17:00まで
WATERMARK arts and crafts
東京都 国立市東2-25-24 工芸火水土2階
https://www.facebook.com/events/1507445156213538/
継続支援のお願い
会員のみなさま、引き続きのご支援をお願いします。
すでに振り込まれた方はご容赦ください。振込用紙つきチラシを一律に同封させていただきました。
また、チラシをまわりの方に広めていただける場合、枚数をお知らせください。お送りします。
どうぞよろしくお願いいたします。
Tel : 090-3539-7611 Mail : fromcherno0311@yahoo.co.jp
募金口座
- 郵便振替
- 口座番号 00190-0-496774
口座名 未来の福島こども基金
- 他の金融機関からゆうちょ銀行へ振り込みの場合
- 店番 : 019
店名 : 〇一九店(ゼロイチキュウ店)
預金種目 : 当座 0496774
- 三菱東京UFJ銀行 神楽坂支店
- 口座番号 0064011(支店番号:052)
口座名 未来の福島こども基金
- 海外から送金の場合 – Remittance from Overseas
- BENEFICIARY’S BANK/ACCOUNTBANK :
THE BANK OF TOKYO-MITSUBISHI UFJ, LTD
3-7, KAGURAZAKA, SHINJYUKU-ku, TOKYO
162-0825, JAPAN
BENEFICIARY’S BRANCH : KAGURAZAKA BRANCH
SWIFT/BIC : BOTKJPJT
ACCOUNT NAME : Fukushima Children’s Fund
2-3-4, c/o Mukai, Tate, Shiki-Shi, Saitama
353-0006, JAPAN
ACCOUNT NUMBER :052-0064011
未来の福島こども基金 会則
- 本会の名称 :「未来の福島こども基金」
- 目的: 福島原発震災に遭った被災者を支援するため 、 情宣・募金活動を行う
- 会費: 3000 円、学生会員 2000 円、維持会員 1 万円の年会費を納入する *
- 役員:代表 1 名、 若干名の世話人をおく 。世話人の中から会計、監査を選任する
- 会員はそれぞれ可能の範囲で創意工夫して自由な支援活動を行う
- 本会は 印刷物、 メール、ネット 、 等 の媒体 を通じて適宜活動報告を行う
- 毎年 1 回、総会を開き、事業および会計について報告する
- 事務局:353-0006埼玉県志木市館2-3-4-409 向井方
〈問合せ〉Tel:090-3539-7611 Mail:fromcherno0311@yahoo.co.jp - 活動開始: 2011 年 6 月 1 日より ( 会計年度 6 月 1 日より翌年 5 月 31 日まで )
※会費には寄付金も含まれる
※経費は募金額の1割以内をめどとする
※当基金は任意団体です
代表 黒部信一(小児科医)
HP:https://fukushimachildrensfund.org/ FB:facebookページ
E-Mail fromcherno0311@yahoo.co.jp TEL 090-3539-7611 FAX 048-470-1502