これからの保養の形を考えるためのアンケート実施のお知らせ

さきごろ、DAYS被災児童支援募金と共に、沖縄・球美の里の協力のもと、今まで保養された子どもたちの保護者および母子保養に参加された保護者を対象に、アンケートを実施しました。

約1100名のみなさまにアンケートを送り、約350名のみなさまから回答を寄せていただきました。

アンケートお願い文、アンケート用紙はこちらでご覧いただけます。

締め切り後も、回答がボチボチと届くため、ご意見などはまだ集計途中ですが、

「事故から5年たっても不安の減少は見られない、保養の必要を考える人も、甲状腺検査自体の必要性を考える人も圧倒的に多い」

ことがわかりました。

現在までの集計結果も合わせてお知らせいたします。

保養アンケート集計結果 計354枚分 2016.5.29

現在の福島での生活に、どう感じているか

1 子どものために放射能の不安を強く感じている 104 29%
2 子どものために放射能の不安を少し感じている 182 51%
3 事故から5年たち、空間線量も減ったし、除染もおこなわれているので、不安をあまり感じていない 64 18%
4 不安は全くない 4 1%
合計 354

子どもの食べ物への注意について

1 県産品については食べさせないようにしている 75 20%
2 何らかの選択をしている 204 56%
3 特に気にしていない 82 22%
合計 361

子どもの外遊びについて

1 今でもできるだけ外遊びはさせないようにしている
(線量を気にしながらも仕方なく外遊びをさせている人を含む)
113 38%
2 今では気にしないで外遊びをさせている 184 61%
合計 297

保養はこれからも必要だと思いますか?

1 はい 295 96%
2 いいえ 11 3%
合計 306

甲状腺検診はこれまで球美の里で続けてきましたが、今後も続けた方がいいと思いますか?

1 続けた方がいい 191 62%
2 他でできるから、ここでは必要ないと思う 105 34%
3 甲状腺検診は必要ない 8 2%
合計 304

DAYS被災児童支援募金集計
広河隆一

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